日経トレンディ6月号に掲載されました!
備長炭は表面のその内部も穴だらけです。
その広さは、備長炭1gで約畳200畳分の面積!
しかも行き止まりが無く必ず外に通じている迷路のようになっています。その穴を通るうちに有害物質や悪臭を吸着しています。
そんな備長炭の穴が、皮脂の汚れを負担なく吸着除去して石けんの洗浄効果UPの手助けしているのです。
日経トレンディ6月号に掲載されました!
備長炭は表面のその内部も穴だらけです。
その広さは、備長炭1gで約畳200畳分の面積!
しかも行き止まりが無く必ず外に通じている迷路のようになっています。その穴を通るうちに有害物質や悪臭を吸着しています。
そんな備長炭の穴が、皮脂の汚れを負担なく吸着除去して石けんの洗浄効果UPの手助けしているのです。
宮崎の緑豊かな山に育った天然木のミネラルは、備長炭を焼く工程で失われることはありません。むしろ炭化することで約3倍くらいまで濃縮されます。しかも濃縮されることにより水に溶けやすくなり「石けん」自体にもミネラル分を与えます。
備長炭のミネラル成分には有害なものはありません。
それも当然で樹木は生きていますから、有害なものを体内に取り込むはずがありません。自然豊かな宮崎の山の奥で育った天然木を使った備長炭は天然のミネラルの宝庫、その恵みで潤いを保ちます。
その名の通り、石鹸に火を通さずにじっくり熟成をさせる製法です。
熱を通さないことで配合している保湿成分の油や美容成分などの有効成分を壊すことがなく、石けんに丸ごと閉じ込めることができます。
製造はすべて手作りで優しくゆっくり作ります。天然素材のすべてのすべてを加え、かき混ぜながら液状石鹸を作り、型に流し込み固まったあとに石けんを型から取り出し、約30日間休ませながら熟成させます。
熟成中に天然素材が混ざり合い、天然のグリセリンなど更なる美容有効成分が生まれます。
日向備長炭は400年の伝統を持つ日本三大備長炭の1つと謳われています。
人の手でしか作ることが出来ない技と伝統を継承すること江戸時代より400年、ついに2021年2月に宮崎県無形民俗文化財に指定登録されました。
緑仙白炭窯の日向備長炭は山から木を伐るところから始まります。
自然の山と木と向き合い、炭窯の背丈に合わせた木を必要な分だけ伐り下り、窯で焚くこと30日余り。
炭作りの最後は、備長炭の最大の特徴である1,000℃を超える炎で炭を精錬します。
この練らしという最終工程は不純物を焼き払い、純度の高くキンキンと金属音が鳴る炭、備長炭へと鍛えていきます。
お休みの日には、ご家族やお子さんも一緒に公園や山、川、はやりのソロキャンプなど充実した時間を自然のなかで過ごしたい。
自然とふれあいたい。毎日でも!
山で暮らす私たちの日常は、都会暮らしでは非日常のものかもしれません。
いつでも自然を感じていたい。
そんな時は炭生活をしてみては?
備長炭は20年〜30年またはそれ以上の年月の自然エネルギーを蓄えた「木」をそのまま凝縮した物。
言い換えれば木の燻製。
木の特性を持ち合わせミネラルを凝縮した備長炭は日々の生活を穏やかにしてくれるはずです。
山の恩恵は意外な形で感じることになりました。
山や木々の中で過ごすのは清々しいです。
だけど、もっと私にとって最も清々しく感じること、
それは思いっきり汗を掻いても痒くないことです。
2007年の春にアトピー性皮膚炎が増悪し2週間の入院治療(脱ステロイド)を余儀なくされました。
普通に生活するためには、数えきれないくらい気を付けないといけないことが多くなりました。
最重要に気を付けなくてはならないのは2つあります。
それは「汗を掻かない」「埃に近づかない」ことです。
今では、山の恩恵のおかげでそれが無くなりました。
なぜだろう??と理由を考えてみると、山のマイナスイオン?早寝早起き?などいろいろあります。
しかし、やっぱり炭なんだろうと思います。
毎日、炭に触れ、炭の粉にまみれています。
炭はアルカリ性かつ遠赤効果、加えてマイナスイオン効果も持ち合わせています。
その証拠が備長炭の窯出しです。
1000℃以上の炎を吹き出す窯と12時間以上に渡り対峙し続ける重労働の中、大量の汗を掻き、炭や灰の粉にまみれても肌の痒みを起こしません。むしろ、汗を掻くほど肌がきれいになっていくように思います。
少しずつ少しずつ実感を重ねて来たこの4年。
お肌のトラブルの完治は病院に行ってもなかなか難しいですが、上手く付き合い自分でコントロールすることはできます。
私と同じ肌にトラブルを持つ方々へ、この山の恩恵が少しでもお役に立てれば幸いです。
昔から宇納間には400年もの間、備長炭が根付いています。備長炭を焼くプロ炭焼き師がいれば、使うもプロも沢山います。
日本三大備長炭の宮崎県内でも美郷町宇納間はそのシェア50%以上です。
そんな町では備長炭は日用品。各家庭のBBQはもちろん備長炭、美味しく焼けます。おばあちゃんが大釜で炊く小豆や大豆は備長炭、薪より火持ちがいいから。北郷地区の体育館の床下や壁材には備長炭、湿度調整するから。畑にも備長炭、良い微生物が住み付き土壌改良効果があるようです。
伝承の日向備長炭の炭焼き師は腕自慢。
使い手も作り手も地元のプロなので切磋琢磨する習慣が生まれ、東京、大阪、京都をはじめ全国の高級飲食店でも使われる希少な炭となりました。
その甲斐あって、美郷町で作られる日向備長炭は宮崎県民族無形文化財に登録される伝承の技となりました。そうして伝統と品質が保たれています。
この山の恩恵ともいえる備長炭をもっと多くの方々に使ってほしい。
なにより、自分の炭生活の体験から、多くの同じ悩みを持っている方々へ何か役に立てればと思いから、石けんを作りました。
しかし、日向備長炭の伝統の技はキンキンと金属音が鳴るほどの硬さで、この備長炭をパウダー状にしないと石けんを作ることができない。すでに粉砕機器メーカーから堅すぎて刃が負けるので無理だと断られ、困難を極めました。
最終的に宮崎県工業技術センターに何度か硬い備長炭を持ち込み研究員の方と一緒にパウダー化の実験を行い、結果、パウダー状に成功。
その機器と工程を導入し今や自社内で備長炭パウダーの製造が可能になり、「宇納間の黒猫 炭石けん」の販売ができるようになりました。
最初に手を洗います
泡だてネット(乾いたもの)に
石けんを少々(1mm程)つけます。
泡だてネットに
水またはぬるま湯を
少々加えます。
円を描くように泡立て
弾力のある卵1個分の
泡をつくり、擦り取ります。
顔全体につけて
洗った後は、
水またはぬるま湯で
やさしく洗い流します。